

宇都宮の劇場「アトリエほんまる」を拠点に活動するシニア劇団「スターライト」は、50代~80代のメンバーで構成されています。2019年11月に結成して以来、今回で5回目の公演を迎えます。
「天守物語」は、泉鏡花が白鷺城の伝説に着想を得て、妖怪と人間の恋模様を描いた大作です。「劇団らくりん座」で活躍した鵜飼雅子さんの指導のもと、約1時間半の公演を7人のメンバーで上演する予定です。
演出の鵜飼さんからは、「間違えてもいいです。堂々と演じてください」とのアドバイスもあり、皆さん自信を持って生き生きと練習に取り組んでいました。
メンバーの方々は、「定年をきっかけに、若い頃からやりたかった事ができて嬉しい」「セリフを覚えるのが大変だが、張り合いがあって楽しい」「新しいことへの挑戦が出来てよかった」「体力の続く限り舞台に立ちたい」などと、笑顔で答えてくれました。
スターライト(星の光)は、観る人に人生の道しるべを示し、私たちに感動を与えてくれることでしょう。(4月9日取材)

主役のお二人
長いセリフもスラスラです

重要な役どころでセリフも
慎重です

鵜飼さんの熱心なアドバイスを
真剣に聞いています